薬物療法

薬物療法とは

薬物療法は、精神科治療の一環として、うつ病や統合失調症、双極性障害などの精神疾患の症状を軽減するために薬を使用する治療法です。

症状に応じて抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬などを処方しますが、医師が病状や患者さんの個別の状況にもとづいて、薬の種類や量を決定します。

札幌こころとからだのクリニックにおける薬物療法の考え方

薬物療法は、患者さまのお困りの症状を和らげ、生活の質を高めていくことを目的として選択されます。
例えば、抗うつ薬は気分の落ち込みを改善したり、不安症状の軽減に働いたり、強迫症状を和らげたりしますし、抗精神病薬は幻覚や妄想を抑制したり、気分の波を抑えたり、衝動性の緩和、不安感の軽減など様々な精神症状に働きかけます。このように、薬物療法により、患者さまが日常生活をよりスムーズに送れるよう支援します。

また、症状の悪化を防ぐ予防的な目的で選択する場合もあります。

先に述べたような処方の内服に不安感が強い場合は、相談して量を少なく調整したり、漢方薬などで症状の治療を行う場合もございます。大切なことは、患者様が安心して服用できて、治療効果を実感できることと考えております。不安なことがございましたら、主治医、もしくはスタッフまでご相談いただければ幸いです。

精神科での一般的な処方薬の例

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  • 1. 抗精神病薬
  • 2. 気分安定薬
  • 3. 抗うつ薬
  • 4. 抗不安薬
  • 5. 精神刺激薬
  • 6. 睡眠薬
  • 7. 鎮静薬
  • 8. 抗てんかん薬
  • 9. 抗酒薬
  • 10. 抗パーキンソン薬
  • 11. 抗認知症薬
  • 12. 漢方薬

薬の種類によっては、服薬のはじめに眠気・だるさ・倦怠感などの症状が出ることがありますが、不安を感じた場合は充分なコミュニケーションを取りながら治療を進めていきますのでご安心ください。

当院について

当院は、「あなたをわかって元気にする」というコンセプトで、「こころ」と「からだ」の両面からアプローチする総合的な診療を提供しています。

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